意外と知られていないようですが、耳納北麓には民泊・農泊・農業体験が出来る場所が沢山あります。
今回、お邪魔したのは「川の庵」。筑後川の側にある農家さんです。取材の日は、中国地方から140名の修学旅行生のうち3名を受け入れて農家宿泊と農業体験というスケジュール。

博多まで新幹線、そこからバスに乗り換えて朝倉のバサロへ、そして迎えに来てくれた川の庵の車でココに到着。「初めての久留米田主丸は、どうかな?」質問しても、ちょっと緊張気味の表情。突然の取材でもあり、戸惑っている雰囲気が感じられます。残念ですが表情の分かる写真は個人情報でもあり掲載できませんが、中学生には当然です。協力してくれて本当にありがとうございます。
入口には、抹茶のセットが。お母様がお茶の先生でもあるということで、子供たちにも、抹茶の体験を行いました。

昼食後の後片付けを自分たちでして、作業が出来る体操服へと着替えていきます。これから、どんなことがあるかドキドキとワクワク?
早速自宅の畑へ。手には軍手と、運動靴は昨夜の雨で汚れないようにしっかりビニール袋でカバー。準備はばっちりです。
最初に川の庵の高山さんから「畑は野菜のベッドです。そこに入っていくからそっと優しく足を入れてください。野菜がびっくりしないようにマナーを守ってください。野菜に掛ける土は布団です。そっと優しくかけてください。」これなら畑が初めてでも、優しく足を踏み込むことが理解できます。
まず最初に、ねぎの収穫です。初めての収穫で、野菜を畑から収穫するということは生まれて初めて。まだまだ、包丁の使い方もおぼつかない感じです。

続いて、キャベツとブロッコリー、ニラ、そして玉ねぎの収穫としょうがの植え付け。やることは盛りだくさんです。もちろんどれも初めての経験。畑に生えている野菜を見ることも、畑からどのように生えているかということも初めて見ます。それでも教えてもらいながら少しずつ、包丁の使い方、土との付き合い方も上手になってきます。

しょうがの植え付けでは鍬を使って植え付ける仕事を行います。最初はもちろんうまくはありませんが、そこは子ども。対応力は抜群です。最後の方は自分で土をかぶせていきます。そして、その上に麦わらを被せていきます。ショウガを保護することはもちろんですが、土づくりのためにも必要なことだということをしっかり学んでいます。学校の勉強だけでは身につかないけれど、体験を通じてだと自然と体にしみ込んでいきます。

最初は、至る所にいる虫をとても嫌がっていた3人ですが、最後には、気にすることもさほどなく、農業体験を通じて、スーパーで買ったことしかない野菜もこれからは畑に生えていること自体を思ってくれることでしょう。
最後に、本日収穫した野菜たちです。しっかり、夕飯と朝食にいただいたとのことでした。

一味違った体験ができる農泊・民泊、子どもさんがいる家庭にとっては、またとない経験が出来る貴重な時間となりそうです。
【取材協力】
店舗名:川の庵 (高山さん)
住所:久留米市田主丸町八幡1295-6
電話:0942-72-3888
