高良山は耳納北麓の西に位置している、筑後国一宮。筑後の人にはおなじみ中の御馴染み。でも、ここにいろんな不思議があること知っていますか?
その1:まつられている神様、実はよくわからない。
高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)をお祀りしている高良山。「玉垂」たまたれの意味もよくわからないのですが、この高良玉垂命が誰だかよくわからないのです。
(高良大社HP:http://www.kourataisya.or.jp/kourataisya/saiji)
高良玉垂命は、右に八幡大神(はちまんおおみかみ)左に住吉大神(すみよしおおかみ)という2大神を従えているという贅沢な布陣。将棋でいうと、飛車と角に守られた、まさに「王将」です。
改めて書くと、八幡大神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)応神天皇のご神霊。大分の宇佐八幡宮を頂点とし、全国に40,000社以上あります。住吉大神は、全国に2,000以上あります。イザナギノオオカミがミソギハラヘをした時に生まれた、底筒男神(そこつつのをのかみ)中筒男神(なかつつのをのかみ)表筒男神(うわつつのをのかみ)が住吉三神と言われます。博多の住吉神社が最古と言われ1800年以上前に遡るとのこと。どちらも日本を代表する神様であることはいうまでもありません。

この2大神を従えている「高良玉垂命」ですが、実は、よくわかっていません。一説には、武内宿祢(たけうちのすくね)という説もありますが、宇佐八幡、住吉、の神様より偉い?そんなわけないでしょう、どういうこと?とこのことを知った時には、純粋に思いました。
この理由として、「いつの間にか」地元の神様をごっちゃにして偉くなったとか言っている説もある模様です。でも、いずれの神様も天皇家とも近く、そう簡単には間違えないでしょう。もし取り違えたら、それこそ大騒ぎになるはずですよ。そんなやつは、筑後にはいない!
天皇家とも近い=神様の中の神様を従えている高良玉垂命ってだれ?謎は、謎のままです。どうも、邪馬台国とも関係があるとの説もあるようですが、真実は歴史の闇に消えてしまっています。
最近、また、高良山に行ってきました。初めて奥の院です。

どうです?なかなかの雰囲気です。本殿の厳かさも良いのですが、皆さんご存じなので本日は割愛。こちらの方が、信仰の雰囲気が残っています。

そして、展望台。遠く、太宰府宝満山まで見晴らすことが出来ます。軍事の拠点となったわけはこの見晴らしが要因でしょう。博多湾に異変があると宝満山を中継してすぐにわかります。

さらに、耳納スカイラインを田主丸方面へ。
この景色!初めて知りましたが、ここから島原も見えるんです!耳納山から、有明海、島原が望めるんです!これは(自分にとっては)大発見!住吉の神は、海運の神様です。かつては、現在の西鉄久留米駅付近まで絵画だったようですし、有明海・筑後川は高良山のすぐ側まで迫って来ていました。住吉の神様がここ、高良山には必要だった理由が分かったような気がしました。

「高良山の不思議その2」も気が向いたら書いていきます。首を長くして待ってください。
